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 全従業員の安心・安全に対する意識高揚を図るため……




 

毎月、各営業所を訪問し、帰社したドライバーへ個別に指導を実施しています。事故統計や最近発生した事故案件などを材料とし、事故原因などを説明し、ドライバーと共有しています。業務中における、安全運転として、交差点事故、追突事故などの多発する事故を抑止するための方法手段などの講習を行い、事故防止に努めています。また、事故惹起者へは、共に原因を究明し再発防止策を検討し、事故の防止へ繋げています。

新たに運転手として任用した運転者に対し訓練場所を設け、実技訓練を取り入れています。内容は業務に即した訓練で、受講者には好評であり、事故発生の抑止に効果が出ています。座学も行っており、会議室において過去の事故事例映像などを視聴し、その原因、注意すべき点などについて話し合い、運転者は意識を高めています。

社外講師や安全推進課によるフォーク実技訓練を実施し、貨物事故抑止を図っています。過去発生したフォーク事故などの事例を踏まえ、実際にフォークリフトの操作し、個々の注意すべき点などをつかみます。

貨物事故においては、お客様の荷物に迷惑をかけないよう、丁寧に扱うための訓練を実施しています。また、フォークによる受傷事故および人身事故など発生させないよう、安全確認の徹底などを一緒に確認していきます。

毎年行われる春と秋の全国交通安全運動では、大坂屋グループとしてのスローガンを作成し、全営業所にて掲示して事故防止を啓発しています。また、一般の運転者の皆様へ桃太郎旗や横断幕を掲出し、社会貢献のための広報活動を実施しています。




車両が安全に走行するには、日頃からの点検・整備が重要です。整備不良による事故発生を未然に防ぐとともに、環境への負担の軽減に繋がります。

車両整備計画に沿った定期的な点検と運転者による点検・整備の徹底をはかることで、故障による事故を防ぎ、常に万全な運行体制を敷いています。

忙しい運転者のために、営業所への巡回健診を実施しております。企業が、運転者の健康に配慮することは、生産性の向上、運送の安全を確保するためにも重要であると考えております。


ドライブレコーダーは運転中の急ブレーキや危険な挙動をもとに、前後の映像を記録しております。当グループの車両は、車両前方と車内の映像を記録しております。
万が一事故が発生した時には、即時、その映像から状況を確認し迅速な対応を行います。

記録された映像は、その後の社内の安全運転の指導材料として活用しています。

バック事故防止のために、バックアイカメラは欠かすことのできない機器です。トラックが後退する上で必要不可欠の機器ですが、機器に頼ることばかりでは事故は防げません。

目視確認を徹底すると同時に確実な後方確認を実施し、重大な事故を未然に防ぐために役立てています。

Gマークは、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人全日本トラック協会が、安全運行への取り組みを事業所単位で評価し、一定の基準をクリアした事業所に与えられる『安全運行の証』です。当グループは「安全性優良事業所」としてGマークを取得しています。今後も「安全性優良事業所」として、お客様からお預かりした大切なお荷物を安心・確実にお届けしてまいります。

NASVAの適性診断とは、トラックなどの自動車運送事業者における運転者の方を対象に、運転に関する長所、短所といった「運転のクセ」を様々な角度から測定をすることです。個々のクセに応じた運転指導を実施しております。
当グループでは、自社内に専用端末を用意しており、運転者がいつでも測定できる環境を整えております。